語り掛け育児 ~ 自己肯定感を上げる赤ちゃんとの遊び方

愛しい君へ 語りかけ育児
この記事は約3分で読めます。

出産が終わり、かわいい赤ちゃんがねんねしているのを眺めるのは、幸せなひと時ですよね・・・。

新生児

でも、産まれたばかりの赤ちゃんは、笑ってくれないし、毎日の育児に追われ、やりたいこともできないまま日々が過ぎて・・・、みたいなことになりがちです。

そんな育児が少しでも楽しくなり、赤ちゃんの自己肯定感が上がる「遊び方」について、お話します。

赤ちゃんの頃から「自己肯定感」を気にすべきか?

赤ちゃんはオムツを変えて、抱っこして、母乳やミルクをあげていれば、成長度合いは皆同じ、と思っていませんか?

もしかしたら、「自己肯定感を育むなんて、もっと先のことでしょう?」と思われるかもしれません。

そうなの?

もちろん、神経質にアレコレ悩む必要はありません。

でも、ママやパパが少し意識を変えるだけで、赤ちゃんの成長を大きくサポートしてあげられるのです。

その方法とは、『語り掛け育児』

「自己肯定感」をサポートすると共に、「言葉」や「IQ(知能指数)」の発達も助け、後々の学校生活や成績にも影響することが分かっているんですよ。

私が実践したのは、こちらの本。

最近は、もう少し手軽に読めるバージョンも出ました。

「語り掛け育児」は、イギリスの言語聴覚士サリー・ウォードさんが、子どもの言葉の発達をサポートする目的で作られたメソッドです。

一体、どのような方法なのでしょうか?

赤ちゃんからできる「語り掛け育児」

「語り掛け育児」は、「産まれたて~4歳までの子ども」におススメの育児です。

やり方は、とっても簡単。「一日、30分、赤ちゃんに語り掛ける」だけ

サリー・ウォードさんは、「ママやパパが家で楽しく実践できることが大切」と、おっしゃっています。

さて、「語り掛けるだけ」とはいっても注意すべきポイントがあります。

それは、雑音がなく、人の出入りなど、気が散る要素がない環境で、大人と赤ちゃんが、1対1で、心からしっかり向き合い、言葉をかけること。

その際、子どもに「反応してもらおう」「何か言葉を喋らせよう」と意図しないことが大切です。

語り掛けのルール

  1. 語り掛ける側の大人がリラックスして楽しんでいること、そのため自分の母国語で話しかけること。
  2. 「子どもの反応」を期待しないこと。
  3. 静かな場所で語り掛けること。

大人が、子どもに「していいことと、悪いこと」を教え、子どもは「大人の言うことを聞くべき」というのが、一般的な考え方かと思います。

それはそれでいいのですが、大人の要求や指示に従わされてばかりいる赤ちゃんや子どもは「自分の気持ちや、自分がやりたいことは、親にとって価値がない」と感じるようになっていきます。

その結果、もっと関心をもってほしくて、悪さをしたり、親の気をひくような言動をして、親にとって子育てがもっと大変になっていってしまいます。

反対に、「自分に大人が丁寧に反応してくれる」体験を繰り返した赤ちゃんは、「自分が感じていること」や「自分の言い分」があっていい、と感じるようになり、「自己肯定感」が上がるのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました