最近、大注目の「ソフロロジー出産」。

あなたもプレママ雑誌などで、「なんか、良さそ~」と思われたことがあるのではないでしょうか?

でも、「本当に、自分に合っているメソッドなのかな?」という不安も大きいかもしれませんね。

私が妊婦だった頃は、まだ情報が少なく漠然としたイメージしか持てませんでしたが、2016年に第一子をフランスで出産した後、このメソッドを専門的に習得し、フランス労働省管轄『RNCP』レベル認定ソフロロジスト(ソフロロジーを実践するセラピスト)となりました。

本場フランスでソフロロジーの専門知識を身に着けたセラピストです。

RNCP

また、ソフロロジストになる前は、京大医学科研究室に勤めていたリケジョでもあり、「体の仕組み」と合わせて「ソフロロジー出産のメリット」についてお伝えしていきたいと思います。







ソフロロジー出産のメリットはずばりコレ!

これから出産を控えているあなたにとって、自分らしく不安の少ない出産方法は、とても大切な関心事ではないかと思います。

「ソフロロジー出産」が、あなたに合った出産方法なのかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。

《ソフロロジー出産 妊娠中のメリット》 

  1. 出産不安や恐怖の解消。
  2. 妊娠中のリラックス法の習得。
  3. 体調不調の緩和。
  4. 胎教、赤ちゃんとの「心のきずな」構築。
  5. 出産に対する「体への自信」が育まれる。
  6. 母親としての「自信」と「自己肯定感」が育まれる。
  7. ママの心と体に「子育て準備」が整う。

《ソフロロジー出産 出産時のメリット》 

  1. 痛みのコントロール。
  2. 呼吸法の習得。
  3. 体力温存出産。
  4. 会陰切開の予防。(※会陰切開が100%起こらないという意味ではありません。)

《ソフロロジー出産 産後のメリット》 

  1. 産後のスピード疲労回復。
  2. 睡眠の質の向上による短時間睡眠による体力回復。
  3. 育児ストレスへの対処。
  4. 産後の腹筋・骨盤底筋回復。
  5. 新生児育児への呼吸法の活用。

ソフロロジー出産は、「痛みがない出産」というイメージが先行していますが、それ以外のメリットも沢山あることが分かります。

何故なら、ソフロロジーは、元々、精神を安定させていくためのセラピーです。

出産の痛みに限らず、ママの精神的な安定や体調の安定にも効果があり、その心身の安定が、出産や育児に大きなメリットをもたらしてくれるのです。

「ソフロロジー出産」をするメリットを詳しく!

考え中

「ソフロロジー出産が良いらしい」

でも、一体何がそんなに良いのでしょうか????

というわけで、まずは妊娠中に受けるメリットについてお話します。

妊娠中

ソフロロジー出産 妊娠中に受けるメリット

《妊娠中のメリット》 

  1. 出産不安や恐怖の解消。
  2. 妊娠中のリラックス法の習得。
  3. 体調不調の緩和。
  4. 胎教、赤ちゃんとの「心のきずな」構築。
  5. 出産に対する「体への自信」が育まれる。
  6. 母親としての「自信」と「自己肯定感」が育まれる。
  7. ママの心と体に「子育て準備」が進む。

1. 出産不安の解消

初産では、「出産はどのくらい痛いんだろう?」「体力的に自分は大丈夫なんだろうか?」「子育ては?」など、未知なことに対して、多くの妊婦さんが恐怖や不安を抱えています。

ソフロロジー出産は、こうした不安や恐怖を解消し、前向きに出産に臨むことができます。

また、経産婦さんにとっては、一回目の出産がしんどかった、痛かったなど、「アレをもう一度体験するのか・・・」というネガティブな気持ちを抱えている方もいらっしゃいます。

そういった方が、出産のイメージを180度変えて、ポジティブな気持ちで臨むのに、「ソフロロジー出産」は最適なんです。

不安や恐怖のメカニズム

不安や恐怖などの感情は、脳の視床下部という部分で起こるのですが、視床下部は体のバランスを整える「内分泌系」や「自律神経系」を支配してもいます。

妊婦さんの体内環境で「出産への不安や恐怖」が高まると、体全体が緊張感を持ち、出産が長引く傾向があることが知られています。

こうした理由からストレスをケアすることによって受けられるメリットは、妊婦さんにとって、とっても大きなものとなるのです。

幸せな妊婦

2. 妊娠中のリラクゼーション

こちらの記事でもご紹介しているように、妊婦さんのストレスは、妊娠していない女性が持っているストレスに比べて、かなり高いものになります。

ソフロロジー出産2

 

ソフロロジー出産のメリットVol. 2  痛みは消えるのか?「無痛分娩」との違い

 

そんな中、妊婦さんは、外出量が減ったり、行動量を抑えたりすることが多いため、リラックスできる方法も限定されます。

ソフロロジー出産は、自分自身で、体をリラックスさせ、気持ちを落ち着かせるメソッドなので、日常のストレスや体の不快感から離れて、好きなときにリラックスして気持ちのいい時間がとれるようになるんですね。

3. 体調不良のコントロール

妊娠が進むと、お腹が張ってきたり、体がむくんできたり、息苦しくなったり、様々な体調不良を感じることが増えてきます。

不安や恐怖だけでなく、体をリラックスさせて体調不良を和らげることも、「ソフロロジー出産」で受けられる大きなメリットの一つです。

「マナミーのオンライン・ソフロロジー出産」でフォローをさせて頂いている方も、ソフロロジーのワークをうまく活用することで、こうした妊娠中の体調不良に、ご自身で対応してもらえています。

4. 胎教 赤ちゃんとのきずな

胎教というと、産まれた後の「赤ちゃんの知能を鍛える」というイメージがありますが、赤ちゃんや子どもの知能が発達するには、そもそも「心の安心感の土台」が必要なんです。

ソフロロジー出産のワークをすると、赤ちゃんとの繋がりが強くなるので、赤ちゃんへ愛情が伝わり、赤ちゃんの精神衛生にとって高い効果が期待できます。

また、胎児期から、「ママの安らかな感情」という刺激を沢山受けることになるので、情操教育という面での胎教ともなり、感情の豊かな子どもとして育ちやすくなります。

愛しい君へ

5. 体への信頼

ソフロロジーは、体をリラックスさせて「体の自然の営み」を活性化させてくれるメソッドでもあります。

ヨガや禅などの「瞑想」が取り入れられ、「体との繋がりや体への自信」を育んでいけるようになっているんですね。

出産という大仕事に「自分の体は耐えられるのか?」という不安は、多くの妊婦さんが抱く不安や恐怖の一つですが、そうした不安を払拭することにも役立ちます。

体への不安を払拭して、自信を持つことが「痛みを和らげる」ことにもつながるんですよ。

詳しくは、こちらの記事をどうぞ。

ソフロロジー出産2

 

ソフロロジー出産のメリットVol. 2  痛みは消えるのか?「無痛分娩」との違い

 

6. ママの心と体に子育て準備が整う

一人の赤ちゃんをみごもる妊娠期間は、人生のうちで、たったの9ヵ月間。

妊娠発覚から出産まで、赤ちゃんのことをあまり考えないまま、出産・育児へと入る妊婦さんもいらっしゃいますが、そうした育児では生活の変化に心や体がついていけず、育児ストレスが大きくなりやすい傾向があります。

また、産後は授乳など、体の機能にも育児への適応が求められます。

ソフロロジー出産では、育児に必要なホルモン分泌を促したり、精神的にも子どもの受け入れ態勢を整え、胎教によって赤ちゃんとのきずなを深めるので、産後の育児がスムーズに進みやすくなるのです。

赤ちゃんとママ

ソフロロジー出産 出産時に受けるメリット

《出産時のメリット》 

  1. 痛みのコントロール。
  2. 呼吸法の習得。
  3. 体力温存。
  4. 会陰切開の予防。(※会陰切開が100%起こらないという意味ではありません。)

1. 痛みのコントロール

「ソフロロジー出産」で外せないメリットは、やはり「痛みのコントロール」。

「ソフロロジー出産」に興味を持たれる方の多くが「できるだけ痛くない出産」「できるだけスムーズな出産」を望まれます。

では、ソフロロジー出産を実践することで、本当に出産時の痛みは和らぐのでしょうか?

疑問

ソフロロジー・メソッドは、フランスでは「癌の痛みを軽減するためのケア」としても用いられています。

日本では「出産は痛いもの」という認識が主流ですが、実は、痛みを感じるメカニズムを知れば、それをコントロールする方法が分かるようになります。

詳しくは、こちらの記事をどうぞ。

ソフロロジー出産2

 

ソフロロジー出産のメリットVol. 2  痛みは消えるのか?「無痛分娩」との違い

 

また、妊娠の早い段階からソフロロジーに取り組むことで、出産時の痛みだけでなく、妊娠中の肉体的な不快感も和らげることができるようになります。

ソフロロジー出産を実践することで「お腹の張り」を和らげたり、「苦しさ」を和らげたりしたというお話は、いつもお伺いしています。

2. 出産時の呼吸法の習得

「ソフロロジー出産」を実践することの恩恵は、なんといっても呼吸法の習得

「マナミーのオンライン・ソフロロジー出産」を実践頂いたモニターさんの中に、正産期37週に入って実践された方がいらっしゃいます。

そんな短い期間の実践でも、「呼吸法だけはできました!」とおっしゃっておられました。

1週間ちょっとの練習でソフロロジー全体をしっかりと身に着けることはできませんでしたが、それでも、「呼吸法が上手だと助産師さんに、とても褒められました」と教えて頂きました。

そして、長いお産時間の中「赤ちゃんの心拍が弱まらなかったのは、お母さんが呼吸法をしっかりと実践してくれていて、赤ちゃんに酸素がいき届いていたからじゃないか」ともおっしゃって頂けたそうです。

もし、心拍が弱まっていたら、緊急帝王切開になった可能性もありますから、本当に良かったなと思います。

実は、私もお産に時間がかかり、陣痛が効果的に効かなかった妊婦だったのですが「赤ちゃんの心拍が下がらなかったため、自然分娩」ができました。

出産時の赤ちゃんの心拍は、とっても重要で、その心拍を維持させてくれているのが「出産中のママの呼吸」なんですね。

出産時に痛みを感じたとしてもパニックにならずに、しっかりと呼吸をしつづけることが「赤ちゃんの命綱」になります。

そのための「効果的な呼吸を身に着けられるのがソフロロジー出産」の大きな魅力ともなっているんですよ。

ソフロロジー出産で生まれる赤ちゃんは、よく「きれいなピンク色をしている」と言われます。

これは、赤ちゃんがお産の間中、ずっと、しっかり酸素が受け取れていた証拠なんですよね。

ソフロロジー出産は、ママにとって安らか赤ちゃんにとっても優しい出産なんですね♪

ママの呼吸のおかげ

3. 出産時の体力を温存できる

ソフロロジーは、元々は「心と体をリラックスさせるためのセラピー」です。

ということで「ソフロロジー出産」でも、心と体をリラックスさせたままの出産を目指します。

リラックスしている状態では、筋肉がゆるみ、赤ちゃんが体の外に出るための「通り道」や「出口」がゆるんで開きやすく、伸びやすくなっています。

そのため、お産がスムーズに進みやすく、体の損傷もしにくくなります。

また、陣痛と陣痛の間などは、リラックス状態で休息できます。

リラックス状態では、体力の回復や自然治癒力が上がるため、ソフロロジー出産では出産疲労が抑えられるのも特徴なんです。

これは、特に高齢出産の妊婦さんには、ありがたいメリットです。

何故なら、出産で疲労が大きいと、その後の育児が大変ですし、産後鬱にも繋がりやすくなるからです。

4. 会陰裂傷・切開の予防

会陰裂傷や会陰切開について大きな不安を抱える妊婦さんも沢山いらっしゃいます。

ソフロロジーでは、体を限りなく、ゆるめていく訓練をしていきます。

ゆるめるテクニックを身に着けることで、会陰裂傷や会陰切開を予防することができます。

会陰裂傷や会陰切開は、軽度から重度まであります。

全くゼロではなかったとしても、体をゆるめるテクニックを身に着けていなかった場合に比べて、軽い範囲に留めることができ、そのことによって産後の回復も早くなります。

ソフロロジー出産 産後に受けるメリット

《ソフロロジー出産 産後のメリット》 

  1. 産後のスピード疲労回復。
  2. 睡眠の質の向上による短時間睡眠による体力回復。
  3. 育児ストレスへの対処。
  4. 産後の腹筋・骨盤底筋回復。
  5. 新生児育児への「呼吸法」の活用。

1. 産後のスピード疲労回復

先ほどもお伝えしたように、リラックス状態では体力の回復や自然治癒力が上がります

「マナミーのソフロロジー出産・オンライン講座」では、産後の体力回復を早める「瞑想ワーク」が入っています。

2. 睡眠の質向上

ソフロロジーは、不眠症の方などの「睡眠の質」を上げるためにも多用されているセラピーです。

ソフロロジーの20分間の「瞑想ワーク」は、2時間の睡眠回復に匹敵するという研究データがあり、「瞑想ワーク」をしてから寝た日と、そうでない日とでは、明らかに体のスッキリ感が異なります。

こうした、睡眠テクニックを取り入れることで、新生児育児で睡眠時間がとりづらくなっても、心身の健康を保ちやすくできます。

睡眠

3. 育児ストレスへの対処

どんなに赤ちゃんが可愛くても、子育ては体力、気力、知力を使う仕事なので、やはりストレスを感じるようになります。

そんなときに、ストレスを和らげることで、子育てをスムーズに行うことができるようになります。

4. 産後の腹筋・骨盤底筋回復

激しい子宮収縮や、会陰の損傷などによって、腹筋や骨盤底筋の回復が遅れることがあります。

腹筋や骨盤底筋は、呼吸に使われる横隔膜の筋肉と繋がっているため、呼吸法を用いて、これらの筋肉の損傷した機能を回復させていくことができます。

5. 新生児育児への呼吸法の活用

「ソフロロジー出産」を実践された妊婦さんは、呼吸や、体をゆるめることのメリットを、身をもって体感しています。

新生児は、まだ表情もなく、言葉も発しないので、赤ちゃんをコミュニケーションできない存在として感じられるママも多いですが、呼吸に着目することで、穏やかなコミュニケーションが成り立つようになります。

赤ちゃんのことを理解できると、育児への余裕や、母親としての自己肯定感も上がるようになります。

息を吐く

まとめ

いかがでしたか?

「ソフロロジー出産」は「痛くない出産」というイメージが先行しがちですが、妊娠中・出産・産後と、それぞれのステージで、様々な恩恵を受けられるメソッドになっているんですね。

とはいえ、やはり「出産時の痛み」について、詳しいメカニズムは、あなたも気になっているのではないでしょうか?

「ソフロロジー出産で痛みがコントロールできる仕組み」は、「Vol. 2 」で詳しくご説明します。

つづきは Vol. 2で、お会いしましょう!

ソフロロジー出産百科 Vol. 2 痛みは消えるのか?「無痛分娩」との違い