30代後半で妊娠、嬉しいけど、でも、冷静になってみると、体力を持て余す子どもを育てていくのに、自分の体力でついていけるんだろうか?
・・・なんて不安になっていませんか?
20代の出産なら、子育ても体力とパワーで乗り切れたかもしれません。
でも、アラフォー育児は、そうもいきませんよね・・・。
でもね、だからといって落ち込まないでほしいんです。
何故なら、アラフォー出産にもメリットはあるからです!
アラフォー出産の育児の武器は、なんといってもママやパパの豊富な人生経験や知恵。
「感情的な考え」や「体力に任せた乗り切り方」ではなく、智恵を使って、育児を乗り切るっていくことができます。
そうすると「若い頃よりもアラフォーで産んでよかった」と思える「育児の質」と、「自分も満たされるハッピー育児」を実現できるようになりますよ♪
この記事では、元々、体力のない私が「アラフォー育児」をした結果、感じた「体力的なストレス」と呼吸療法「ソフロロジー」を活かした対処法について、お話していきたいと思います。
※筆者は、出産体験をきっかけに呼吸療法「ソフロロジー」を学び、産後、ソフロロジストとしてライセンスを取得しました。
このページの内容
アラフォー出産 0歳児育児の3つのストレス
睡眠不足のストレス
新生児期の子育てストレスといえば、やはり「睡眠が削られるストレス」があります。
「夜、寝られない」ことに対する体力的な負担は、年齢が上がれば上がるほど大きくなると実感します。
寝かしつけがうまくいかないストレス
それに関連して、「寝かしつけのストレス」も出てきます。
赤ちゃんが小さい頃の「寝かしつけ」は、私の場合は、ほとんど抱っこでした。
日に日に体重が増えていく赤ちゃんを抱っこするのが、だんだんと足腰腕に負担になり・・・(汗)。
肉体的にしんどくなると、心理的にイライラするんです。
けれどもママの心がイライラすると、赤ちゃんは余計に寝られなくなるんですよねー。
でも、当時の私は、これをどうすることもできず、寝かしつけが大きなストレスになっていました。
赤ちゃんが泣き止まないストレス
3番目の大きなストレスは「赤ちゃんが泣いている理由が分からないストレス」。
「赤ちゃんが最近よく泣く」けれど、泣いている理由が分からないから「上手にあやすことができず、ずっと泣かれ続ける」という悪循環は、とても疲労感が溜まるんです。
赤ちゃんが小さい間は、「あやす=抱っこ」なので、『抱っこ ⇒ 重い ⇒ 腰に負担 ⇒ 早く泣き止め~』と、ママの方が泣きたくなってきます。
赤ちゃんが泣くのは当たり前と頭で分かっていても、毎日、体重が増えていく子どもを抱っこするのは、しんどく、やっぱり「赤ちゃんに泣かれ続ける」と、アラフォー出産・育児のストレスの種になります。
アラフォー出産 ハイハイ育児のストレス
動き回る赤ちゃんと追いかけっこのストレス
今度は、赤ちゃんが少し大きくなったときのストレスについて、ご紹介します。
赤ちゃんが動けない間は、赤ちゃんから「アッチ行きたい、コッチ行きたい」という理由で呼ばれますから、抱っこしてあげなければいけません。
それは、それで体力的にストレスを感じますが、赤ちゃんが動き出すと、今度は、赤ちゃんが勝手に危ないところへ行き始めます。
つまり、追いかけなければいけなくなるのです Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン。
こうして、今度は「抱っこ ⇒ 追いかけ」の体力的ストレスに変わります。
これが、歩くようになれば、なおさらのことです。
しかも、追いかけると、おもしろがって赤ちゃんは逃げます。
なので、「走って追いかける ⇒ 抱っこする ⇒ 安全な場所に連れ戻す」をしなければいけません。
大変ですよね。
育児で体力は使いますが、ママには、自分の体をメンテナンスするための時間がありません。
アラフォー出産 幼児育児のストレス
子どもが大きくなったら、大きくなったで、自己主張が強くなります。
イヤイヤ期で有名なのは2歳ですが、実は、自我が芽生える1歳前後から徐々にイヤイヤ期が始まり、徐々にエスカレートしていくのです。
(私はこのことを知らなかったので、意思表示し出したと思ったら、いつも拒否されて悲しい思いをしました(笑)。)
イヤイヤ期とは、端的にいうと子どもが「ママのお願いを聞かなくなってしまう」現象のこと。
「危険か安全か?」「今、やるべきことは何か?」といった判断もできないまま、「1から10まで」大人に反対することを目的に、「イヤ」と言い出しますので、これも大きなストレス源となります。
アラフォー出産の子育てストレスは、やはり「体力的なしんどさからイライラが静まらなくなる」というパターンが多いです。
いかがでしたか?
ここまでを読むと、アラフォー出産を後悔してしまいそうになるかもしれませんが、ガッカリしないでくださいね。
問題のあるところには、必ず対処法もあるからです。
ここからは、おススメの対処法についてご紹介していきます♪
アラフォー出産 育児ストレスの対処法
睡眠ストレスの対処法
睡眠時間が削られることで困るのは、「体力が回復しない」「いつも眠たい」そして「イライラする」ということでした。
ということで、睡眠時間を確保する方法について探し、私の場合は、この問題を「ジーナ式育児」で最小限に抑えることができました。
ジーナ式育児とは、「授乳・ねんね・お遊び」の時間を決めることで、赤ちゃんの生活リズムを整える育児法です。
3か月目以降から開始しましたが、これによって、生活リズムが整い、娘は授乳以外で夜泣きが続く、ということはありませんでした。
ただ、そうはいっても、赤ちゃんの生活リズムを整えるためにも、朝は早起きしないといけません。
だからといって、夜、赤ちゃんと同じ時間に寝るのは嫌だった私。
だって、赤ちゃんが寝た後が、私の唯一の自由時間だったからです~。
また、夜泣きがなくても、授乳に起こされれば体力的には消耗しますし、母乳をあげることでも体力的な消耗があります。
となると、睡眠時間を大幅に上げて体力回復をするのは限界がありました。
当時は悶々としていましたが、今では、対処法を見つけています。
それは、一定の睡眠時間内で体のパフォーマンスを最大限に引き上げる呼吸療法「ソフロロジー」を寝る前に実践することです。
実践した日の朝と、していない日の朝では、圧倒的な違いが感じられるんですよね!
これを、産後育児に活用できていたら「さぞ楽だっただろう」と思い、「マナミーのオンライン・ソフロロジー出産」には、入れています。
「寝かしつけ」のストレス
私が大変苦労した「寝かしつけ」にも、実は、ソフロロジーが活用できるんですね。
赤ちゃんが一番、安心してくれる音って何だか知っていますか?
「ママの子守歌?」
ん~、それもいいですが、実は、ママの心音なんですね。
だって、妊娠中の赤ちゃんは、ママの体の中の音を四六時中聞いていたんですもの。
ママの心臓が、規則正しく、ゆったりとしていることが「ママが安全な場所にいて、自分も安全だ」というサインになっていました。
だから、ママのゆったりとした落ち着いた心音は、赤ちゃんにとって、とっても落ち着く音なんです。
「でも、心拍を規則正しい鼓動にコントロールするなんて無理でしょ~」
と思われましたか?
赤ちゃんが安心できる「規則正しい落ち着いた心音」を「呼吸法」を使って作り出すのが「呼吸療法(ソフロロジー)」なんです。
赤ちゃんが泣き止まないストレス、「いつになったら寝るんだ!」という心を静めてリラックスさせ、赤ちゃんを優しく、眠りに導いてあげることができます。
というわけで、「マナミーのオンライン・ソフロロジー出産」のセッション1で使われている腹式呼吸をご紹介します。
赤ちゃんを落としてしまわないように、兵児帯抱っこやラッピングなどで、赤ちゃんをママの体に密着させ、ママは、この呼吸法に集中して、体をリラックスさせ、心を静めます。
赤ちゃんには、まだ「嬉しい」「悲しい」「怖い」などの感情が発達しておらず、「快」か「不快」かという感覚しかありません。
「快」か「不快」かの判断基準は「自分が安心・安全」なのかどうか?
そして、赤ちゃんの「安心・安全」基準は、「ママが安心しているかどうか?」なんです。
つまり、ママがリラックスして、心が穏やかで、安心していれば、赤ちゃんも「自分も安心・安全なんだ」と感じて泣き止んでくれるんですね。
赤ちゃんにとっての「安心・安全の源」それは、あなたなんですよ♪
「赤ちゃんが泣いている理由が分からない」ストレス
「赤ちゃんが泣いている理由が分からないストレス」は、私の場合、ジーナ式育児で完全に解消することができました!
ジーナ式育児とは、イギリスのベビーシッターさん「ジーナさん」が編み出した育児法で、200人くらいの赤ちゃんの面倒を見てきた結果、週齢によって、赤ちゃんに「一番合った生活リズムが変わる」というものをメソッド化したものです。
私の娘の場合は、ですが、ジーナ式のスケジュールで、だいたい、泣く理由はドンピシャでした。
「泣けば、その理由をママに分かってもらえる」という母子の信頼も強くなり、これが赤ちゃんの「存在を受け入れてもらえている」という感覚、自己肯定感を上げることにも繋がったので、個人的にはジーナ式育児は、知って損はないと思います。
ハイハイ育児とイヤイヤ期の対処法
では、次に、ハイハイし出して、危険なものを買ってに手に取ったり、口に入れるようになった頃の育児ストレス対処法です。
この時期は、アラフォーママにとって試練でもあります。
でも、「また、危ないモノ勝手に手にして~」と心の中で思いながら、無言で危険な物を取り上げたりせず、必ず説明してから、取り上げるようにしましょう。
危ないけど、赤ちゃんにとっては「おもしろい物」です。
『自分で「おもしろい物」を見つけ、ハイハイして近づいて、自分の手に掴む』 ⇐ これ、赤ちゃんにとっては貴重な成功体験なんです。
喜んでいるのに、「ダメでしょ!」と言われて、取り上げられたら、赤ちゃん的には意味が分からず大泣きになります。
ですから「あ~、おもしろい物、見つけて嬉しかったねー。でも、これは危ないから、手に取っちゃだめよ」と言いながら、優しく取り上げるようにしてみてください。
こうした、「赤ちゃんの思い」と「ママの思い」が一致しなくなる時期からの育児は、コミュニケーションをいかに上手くとれるか、がカギを握ります。
ここで、頑張ってコミュニケーションの土台を築くことで、3歳以降の育児がグッと楽になります。
私の場合は、ソフロロジーの考え方の他に、「語り掛け育児」を取り入れたことで、こうした育児ストレスを大幅に減りました。
育児をしながら、本を読んで実践していくのもいいですが、育児が始まったら、本を読む時間もあまりありません。
なので「オンライン・ソフロロジー出産」で妊娠している間に、出産に備えておくと、育児に役立つ手法や考え方も自然と身に着けることができますよ。
育児って、本当にちょっとしたことで、ノイローゼまで追い詰められてしまったり、心が軽くなって子どもとの時間に幸せを感じられたり、ガラッと変わるんですよね。
アラフォー子育てにも役立つ「ソフロロジー出産のメリット」について、さらに詳しく知られたい方はコチラの記事がおススメ。
ジーナ式育児については、こちらをご覧ください。
コメント