講習の具体的な内容
「ヒプノバーシング(自己催眠出産)」でいう催眠状態というのは、眠りに落ちる寸前のようなウトウトした状態を言います。
けれど、意識が完全に覚醒している真昼間から「今、ちょっとウトウトした状態になってみてくれない?」と言われても、普通は戸惑いますよね?
これを可能にするのが「自己催眠」というテクニック。
「ヒプノバーシング(自己催眠出産)」の講習では、どんなに意識が覚醒していても、ウトウト状態へと即座に移行できるように練習していきます。
ここからは、私が受けた講習の中で具体的に何をしたかをご紹介しますね。
講習では、まず講師が私の無意識をプログラムします。
「陣痛の到来と同時に必要なエネルギーが私の中に湧きあがり、恐れずに出産へ挑めるようなプログラム」です。
最初はプロの講師から催眠術をかけてもらったんです。
そうすることで、体が催眠状態について覚えてくれるのです。
ヒプノバーシング 催眠誘導の言葉 【体験談】
講習で私が催眠状態へ導かれたときのことについてご紹介しますね。
これは初めての「自己催眠講習」のときの体験談です。
まずは居心地の良い椅子に腰をかけて目線は真っすぐより30度くらい上を見上げ、ぼんやりとあたりを眺める
手は膝の上に軽くのせておきます。
講師:
☆「いま、あなたは腰掛け椅子に心地よく座っています。
☆視覚に意識を集中
あなたの目には窓が見えているでしょう。
天井も見えているでしょう。
白い壁も見えているかもしれません。
☆聴覚に意識を集中
耳には外を走る車の音が聞こえてきます。
子どもたちの声も聞こえているでしょう。
私の声も聞こえています。
☆体感に意識を集中
あなたは膝の上にのせている自分の手のぬくもりを感じています。
背中に椅子の背もたれの感触があるかもしれません。
お腹の中の子供が動くのを感じているかもしれません。
☆視覚に意識を集中
あなたの目には白い壁が見えているかもしれません。
窓から差し込む光が見えているかもしれません。
☆聴覚に意識を集中
あなたの耳には窓の外の人の声が聞こえているかもしれません。
あなたの心臓の鼓動が聞こえているかもしれません。
☆体感に意識を集中
あなたは膝の上にのせている手のぬくもりを感じています。
部屋の匂いを感じているかもしれません。
☆視覚
目を閉じたければ、閉じても大丈夫です。
いま、あなたの目にはまぶたをの向こうにある光が見えているかもしれません。
☆聴覚
あなたの耳には私の声が聞こえているでしょう。
☆体感(体内)
お腹の子どもが動くのを感じているかもしれません。
☆イメージ
今、あなたは心の中にある秘密の庭を散歩しています。
緑があり、花が咲いているかもしれません。
あなただけが知っている心の中の秘密の庭を散歩しています。
もっと深く、庭の奥へと進んでいきます。
☆潜在意識への呼びかけ
Manamyの潜在意識へ呼びかけ、深い敬意と共にお願いします。
Manamyにその時が来たら、
これから2分間、Manamyは出産に必要なことを学ぶための旅をします。
Manamyの潜在意識へ(呼びかけ)、ありがとうございます。」
このあと数分間、催眠状態のまま待ち、いつもの顕在意識の状態に戻ってきて、私は目を開けました。
⇒ 次ページでは、実際に「初めての催眠」を受けた私の感想をお届け♪
コメント