この記事は「ソフロロジーの練習に慣れてきた!」「もう、出産が近い!」という方向けの記事です☆
初級編、中級編は、コチラの記事を見てね♪
呼吸をゆるめ、体をゆるめ、「脳波の状態が眠りに近づく」感覚が体感として分かったら、今度は、その「脳波」の移行を「体の弛緩」を用いずに、一瞬で行う練習(インスタント瞑想)をします。
練習をすることで、「一瞬で、瞑想状態へ移行する」と言われても、実際に自分ができているかどうか、不安ですよね?
次のポイントを参考にして、チェックしてみてください。
ソフロロジー練習のポイント 「脳波の状態が眠りに近づく」感覚とは?
- 海外へ行ったときに、時差ボケで、変な時間に突然、体が怠くなる感覚。
- 徹夜明けで、頭は起きているけど、体が重くて思うように動かない感覚。
- 瞑想中に、頭がカクッとなったような気持ちになる。
- 瞑想中に、後頭部が後ろへ引っ張られるような感覚になる。
- 体の感覚を感じなくなったような気がする。
- 時間感覚がなくなる。
- 空間感覚がなくなって、部屋にいないような気分になる。
このページの内容
ソフロロジーの練習 ~上級~ インスタント瞑想のやり方
目をつぶるか、目を伏せるかして、「瞑想状態の体感」をイメージし、「瞑想状態」へ移行します。(体が勝手に行っている呼吸のリズムと体感で、瞑想状態の深さを確認できます。)
「瞑想状態」に入ったら、自分が気持ちいいと感じるイメージを思い描きます。(例えば、「海の中」「イルカのイメージ」「雲の上」「太陽の光」「虹のイメージ」「宇宙」「山の上」「居心地のいいカプセルの中」など非日常的な場所。)
瞑想状態にとどまる時間は1分以内で大丈夫です。
パッと目を開けて、今自分がいるお部屋を意識します。
そして、また目をつぶるか、目を伏せるかして「瞑想状態」へ入ります。
これを2回くらい繰り返します。
ソフロロジー上級者 「練習の上手なやり方」 インスタント瞑想
- 「瞑想状態」をイメージするだけで、瞬間的に「瞑想状態」へ移行する。
- 「瞑想状態」で、自分がリラックスできる「非日常的なイメージ」を思い浮かべる。(瞑想状態に1、2分程度 とどまる)
- 目を開けて、「瞑想状態」から外へ出る。
しばらく、部屋を見回す。
もう一度、1~3を繰り返す。
連続して繰り返す度に、瞑想状態の深さが深まっていきます。(この変化を感じるのが意外と楽しい。)
ソフロロジーの練習 ~上級~ 自己アレンジのやり方
ところで、ソフロロジーの理想的な練習期間は2ヵ月以上。
何故、それだけの練習期間が必要なのでしょうか?
それは、自分一人で練習をしながら、「瞑想状態」へ移行できるようになり、その感覚に気づき、それを体に記憶してもらうのに時間がかかるからです。
生産期(妊娠37週)が近づいている方は、直接ソフロロジストから指導を受けるのがオススメ。
さて、「瞑想状態」への移行が自由にできるようになったら、ここからは、イメージにアレンジを加えて、さらに瞑想状態を深くしていきます。
ソフロロジーの練習が、ますます楽しくなっていきますよ♪
ソフロロジーの練習 ~上級~ 赤ちゃんのイメージ
瞑想のガイド音声に含まれている「赤ちゃんのイメージ」は「ユニバーサル・リソース」といって、大体の場合、妊婦さんに効果があるイメージ、というものになっています。
けれども、本来、「あなたに最もピッタリくるイメージ」は、あなただけのもので、他の方に当てはまるかどうかとは、関係がありません。
あなたにとって「どんな赤ちゃんを想像すると幸せになれるか?安心して楽しい気持ちになれるか?」それが、あなた独自の「出産リソース」となります。
自力で「瞑想の練習」をする際、体の力を抜いたり、インスタント瞑想をしたりした後、「自由に幸せになれる赤ちゃんのイメージ」を思い浮かべてみましょう。
ソフロロジーの練習 ~上級~ 瞑想カプセルのイメージ
出産が進んでいったときに、できるだけ深い瞑想状態の中にいられるように、自分が好きなイメージを色々と持っておき、本番の気分に任せて、どのイメージを使うか決めるのもお勧めです。
次のようなイメ―ジを参考にして、あなたの「リソース・イメージ」を探してみてくださいね☆
- 海の水中のイメージは、ヨーロッパの出産には、よく使われます。
- イルカやウミガメなどの温厚な海の動物とのイメージもおススメ。
- 自分が大好きな優しい動物と一緒にいるイメージもおススメです。
- 太陽の光が降り注ぐフワフワの雲の上や、天の川のような星がきらめく空間に浮かんでいるイメージなどもあります。
ソフロロジー瞑想の集中力を保つための音楽
ソフロロジーは、基本的には、音楽やお香など、外部の力を借りずに「自分の力で意識を移行させるテクニック」です。
音楽がないと「瞑想状態へ移行できない」では、いざというときが不安。
「何かがないとダメ」という状態は、体に緊張がうまれる原因となり、体をゆるめてスムーズに出産をすることができにくくなるんです。
私が出産したときは、たまたま部屋が空いていて、産前、産後とも、個室だったので瞑想状態へ集中しやすかったのですが、あなたが出産する環境には、もしかしたら、他の妊婦さんたちがいて、瞑想状態に集中しにくい、ということがあるかもしれません。
そういった環境が考えられる場合には、音楽を用意して、イヤホンなどをしておくことで、瞑想を邪魔されずに済むと思いますよ。
音楽は、自分が好きな音楽がいいわけですが、特に「瞑想用の音楽」「リラクゼーション用の音楽」はおススメです。
Youtubeなどですと、海外の方が豊富に用意されています。
「meditation」「Hz」というキーワードで検索すると、たくさん出てきます。
「meditation」とは瞑想のことです。また、「Hz」と検索をすると「ソルフェジオ周波数」という脳波を安定させる周波数の音楽が見つかります。それぞれの周波数によって、様々な効能があるのですが、基本的には「自分が気持ち良く聴けるものを選ぶ」ことが大切です。
「気分が悪くなる音楽」は聴かないようにしてください。
そんな感じで、自分に合った音楽の傾向をつかんでいきましょう。
ちなみに、私のお気に入りの「ソルフェジオ周波数」は「417Hz」のコチラの音楽です。