ソフロロジー出産 「呼吸法」練習のやり方 ~中級編~

呼吸法 イメージ ソフロロジー出産 練習のやり方
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「ソフロロジー出産をしたい!」と思った妊婦さんにとって大切な、大切な「腹式呼吸」

ソフロロジー出産 初めての「呼吸法」練習のやり方

ソフロロジー 呼吸法

でも、お伝えしたように、ソフロロジーの呼吸は、「深く吸う」とか「こういう風にお腹を動かして吸う」とか、「正しい呼吸に近づける」ことが重要なのではなく、

「呼吸を感じること」が最も大切です。

でもね、「ただ呼吸を感じることに集中する」というのは、たくさんの刺激に慣れ過ぎた現代人にとっては退屈なワークなんですよね・・・(汗)。

ソフロロジーは、気持ちよさを感じることも、とっても大切!

何故なら、気持ちよさを感じるとき、体は安心し、自然と呼吸が深くなり、心拍が安定するからです。

ところが!

「気持ちよくなろう、安心しよう、と思っても、体はいうことを聞いてくれない」

そこで、「ソフロロジーの十八番」イメージの登場なんです。

このページの内容

ソフロロジーの練習 腹式呼吸ワークのやり方

腹式呼吸

お腹を腹筋でしぼりながら、口をすぼめて、細く長く息を吐いていきます。

そして、息を吐き切った後も、しばらく腹筋をしぼめるようにして(気づかない程度の微量の息が漏れ続けます)、その後、自然とお腹が膨らみ始めて息が入ってくるのを待ちます

このとき、「息が苦しくなってきた」と体が感じて、体が勝手に膨らんで息が入る、というタイミングで息を吸うことによって、より深い呼吸ができるようになります。

ここまでは初級編でしたが、中級編では、これにイメージをつけていきます。

ソフロロジー出産 イメージの鉄則

  • 安心できる5感のイメージ

出産では、体が緩むことが大切で、そのためには、心がリラックスし、安心している状態が重要です。

詳しくは、コチラの記事をどうぞ。

ソフロロジーとは? なぜ出産に取り入れられるようになったのか?

ソフロロジー出産のポイント

 

 

  1. 深い呼吸は、体がゆるんでいるときにできる。
  2. 体がゆるむためには、心が安心している必要がある。

そして、頭のなかで思い描くイメージは、「現実の映像」と同じように、脳で処理されます。

映像については「視覚野」で、音については「聴覚野」で、匂いについては「嗅覚野」で行われるわけです。

脳

「映像」や「音」や「匂い」が架空のものであっても、現実のものであっても、関係なく、体に反応が起こります。


いやいや、でも、映画で主人公が痛がってても、痛みは感じないけどね~。

と、思ったかもしれません。

体が反応するかどうかは、受けた刺激がどれだけ「リアルに感じる刺激なのか」によって決まります。さらに、どれだけ「リアルに感じる刺激なのか?」ということは、「刺激の強さがどれだけ強かったか?」と、「どれだけ多くの種類の刺激同時に受けたか?」ということで決まります。

ですから、ソフロロジーでは、5感の刺激を一つ一つ強くイメージしたあと、それら複数種類の刺激を同時に思い描いていくんです。こうすることで、体にリアルな反応が起こるからです。

というわけで、「腹式呼吸の練習」では、気持ちのいい場所をイメージし、5感の中でも「景色」「香り」をイメージして呼吸します。

ソフロロジー出産 腹式呼吸の練習に使うイメージ

ソフロロジーで使われるイメージは、「安心のエネルギー源」=「リソース」と呼ばれます。

「きれいな青空」「小川のせせらぎ」「暖かな春風」などは、ほとんどの方が共通して「気持ちいい」と感じる「ユニバーサル・リソース」です。

一方で、個人的に「あの場所が大好き」「心が落ち着く」「あそこに帰りたい」などという場所もあります。それらは、個人が持っているリソース「個人が持っている安心イメージ」です。

個人が持っているリソースの方が強く心に響き、心に響くことには、体が反応しやすくなります。とはいえ、「じゃあ、何が自分にとって最高のリソースなのか?」ということは、実は、自分では分かりにくいものです。

ソフロロジストは、それらが自然と湧き上がってきやすくするためのサポートをします。

あなたの心の奥にある「安心イメージ」を腹式呼吸の練習に使う

まずは、「あなたが好きな自然の場所」をイメージしてください。海、山、川の近く、大木のある景色、砂浜など行ったことがある場所。

次は、架空の場所を探してみましょう。「雲の上」「海の上に浮遊している感覚」「海の底から上を見上げている感覚」「山の上に浮遊している感覚」「川底で流れが肌に当たる感覚」「大木の内側に守られている感覚」「星空に囲まれている景色」「宇宙」などなど。

そして、腹式呼吸を始めて、体が自然と膨らんだり、しぼんだりする感覚に慣れてきたところで、好きなイメージを思い描くようにします。

イメージの風景や、安心できる香りを思い描きながら、それらを胸いっぱいに吸い込むイメージで、呼吸します。

そして、逆に、「体の中にある不快感」や「心の中のモヤモヤ」などを外に吐き出し、循環を創っていくイメージをします。

そして、呼吸をする度に、ネガティブなものが静まり、「安らぎ」や「爽快感」に体の内側が溢れていくようにイメージをします。

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